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[BPシュプレーム]
トラブルシューティング

BPシュプレーム施工時の不具合報告例と、その原因と、対応策、防止策

液体カーワックスBPシュプレームは、簡単施工によりすばらしい光沢と超撥水を有するコーティング皮膜を形成し、みなさまの愛車を守ります。
より、製品を安心して、そして、効果的にご使用いただくためにBPシュプレームのトラブルシューティングとBPシュプレームをより簡単・便利・効果的に使用するためのコツを掲載してまいります。
BPシュプレームをご利用いただく前に、ぜひ一度ご確認下さい。

不具合報告例1

写真1:ボディ表面に現れたBPシュプレームの白い輪

写真2:製品を染み込ませたタオルで拭き取った後のボディ表面

症状 : ボディ表面に白く小さい輪が発生した(写真1参照)
原因 : BPシュプレーム施工後十分に拭き取りを行わなかった、又は、拭き取りを行わず、そのまま乾燥した。
BPシュプレームを含む水玉が蒸発すると、BPシュプレーム成分が円状にかたまり、写真1のように、ボディに白く小さい輪が発生することがあります。
対応策: BPシュプレームをタオルに染み込ませ、そのタオルで白い輪部分を拭き取る。
MEMO: 白い輪部分はBPシュプレーム成分ですので、BPシュプレーム成分を含ませたタオルで塗り広げるときれいに除去できます。
上記の方法で除去できない場合は、コンパウンドなどで、取り除いてください。
防止策: シュプレームを染み込ませたタオルでボディを拭いた後、施工部分表面が乾燥する前に、固く絞ったタオルで水滴が残らないように拭きあげてください。
不具合報告例2

写真3:ガラス表面の筋ムラ

写真4:羊毛パットで磨き上げたガラス表面

症状 : BPシュプレーム施工箇所に筋ムラが発生した(写真3参照)
原因 : BPシュプレーム成分が施工部分に均一に塗布されていない。
対応策: 1.ムラになった部分に水をかけ、再度タオルで拭き取る。
2.表面が非常に軟らかい羊毛パットやワックス拭き取り用の鏡面仕上げクロスなどで磨き上げる。
MEMO: BPシュプレームの膜圧が均一にならないと、光の屈折によって、筋ムラが現れます。したがって、BPシュプレームの膜圧を均一にすることで、この筋ムラを取り除くことが出来ます。表面が軟らかい羊毛パットやワックス拭き取り用の鏡面仕上げクロスなどで磨き上げると非常に光沢のある理想的な表面が得られます。
防止策: 均一な膜圧となるよう、BPシュプレーム使用量を減らし施工を行ってください。
不具合報告例3

写真5:プラスチック表面部分に現れたムラ

写真6:不具合報告例3.対応策後のプラスチック表面

症状 : プラスチック部にムラが発生した。(写真6参照)
原因 : BPシュプレーム過剰塗布部分に水が掛かり、BPシュプレーム成分が浮き出てムラになる。
プラスチック部分でBPシュプレームを過剰に塗布する又は、塗り重ねられた部分に雨水が掛かると、写真5のようなムラが発生することがあります。
対応策: BPシュプレームを染み込ませたタオルで、プラスチックに現れたムラ部分を拭き取る。
MEMO: 過剰に塗布されたBPシュプレームは、水では拭き取る事ができないため、シュプレームを染み込ませたタオルで拭き取る必要があります。その際の作業は、BPシュプレーム成分を塗り込むのではなく、拭き取ることを目的に行ってください。
防止策: 過剰塗布とならないよう、BPシュプレームの使用量を減らし施工を行ってください。
不具合報告例4

写真7:ボディ表面に現れた斑点

写真8:製品を染み込ませたタオルで拭き取った後のボディ表面

症状 : BPシュプレーム施工表面に斑点が発生した。
原因 : 埃、水垢などを十分に取り除かずに、BPシュプレーム施工を行った。
埃、水垢などの汚れを十分に取り除かずにBPシュプレームを施工すると、BPシュプレーム成分と汚れの塊が斑点となって現れることがあります。また、この斑点は、新たな汚れを吸着して、大変取れにくい汚れとなる場合があります。
対応策: BPシュプレームを染み込ませたタオルで斑点部分を拭き取る。ボディを傷つけないよう気をつけて作業を行ってください。強く擦ると、斑点部分に含まれる埃、水垢などの汚れにより、ボディを傷つける怖れがあります。 上記の方法で除去できない場合は、コンパウンドなどで、取り除いてください。
防止策: BPシュプレームを施工する前に、十分に埃、水垢などの汚れを取り除いてください。

BPシュプレームをより簡単・便利・効果的に使用するためのコツ!

1.BPシュプレーム施工を行う前に埃、水垢などの汚れを十分に取り除く!

BPシュプレームは、それ自体に汚れを取り除く性能を持ち合わせておりません。また、汚れたままBPシュプレームを施工すると、先に記載したトラブルシューティング症状4で述べた不具合の原因となります。
BPシュプレーム施工前には十分に埃、水垢などの汚れを取り除き作業を行ってください。そうすることで、簡単施工ですばらしい光沢、超撥水のカーコーディング皮膜が得られます。

2.BPシュプレーム膜厚を均一に施工してください!

BPシュプレームは、膜厚を均一にすることで、よりきれいな光沢を得ることが出来ます。
BPシュプレームの膜厚がばらつくと光の屈折によって、ムラが生じたり、シャボン玉表面で見られるような虹色になったりする場合もあります。
膜厚を均一にする方法は、トラブルシューティング症状2対策をご確認下さい。

3.初めのうちはBPシュプレームの施工期間を短くする事をお勧めします!

BPシュプレームの皮膜がなくなる前に新たに施工を行うことで、より強固なBPシュプレームの皮膜が形成されます。したがって、初めてBPシュプレーム施工をする際は、期間をあまり開けずに施工することをお勧めいたします。
初めは2~3回BPシュプレーム施工分については、2~3週間毎程度の施工がベターです。

4.BPシュプレームの皮膜が著しく劣化する前に、再度施工!

一度強固なBPシュプレーム皮膜が形成されると、水洗いにより光沢・撥水がよみがえるコーディング皮膜が形成されます。BPシュプレーム皮膜が著しく劣化すると初めからBPシュプレーム皮膜を形成する作業が必要となりますが、そのような状態となる前に再度BPシュプレーム施工を行うことで、より強固なBPシュプレーム皮膜を簡単にそして効果的によみがえらせることが出来ます。
BPシュプレーム皮膜の劣化進行は、皮膜の状態、保管状態、雨の回数、水洗いの方法その他様々な影響により変わります。また、フロントガラスはワイパー使用頻度により大きく変わります。
そのため、理想的な施工期間を明記することは出来ませんが、下に、弊社にて行ったBPシュプレーム撥水効果持続アンケート調査結果(グラフ1・表1参照)を掲載いたしましたので、BPシュプレーム施工期間の参考にしてください。

BPシュプレーム撥水効果持続調査アンケート

モニターとして  :
ご協力いただいた方
男性72名、女性28名、年齢25歳~60歳、平均年齢39歳
施工方法: 説明書記載の通り(施工方法はこちらを参照下さい)
確認方法: BPシュプレームを所有車両に施工していただき、その後の撥水状態についてご確認いただきました。撥水効果の基準は、各モニターの方々個人の目視により判断していただき、効果がなくなったと思われた時期をご報告頂きました。
確認箇所: 所有車両のフロントガラス部、メッキ部、プラスチック部、ウィンドウガラス部自動車ボディについてご確認いただきました。
[表-1 BPシュプレーム 撥水効果持続調査結果(単位:人数)]
  1週間未満 2週間未満 1ヶ月未満 約1ヵ月半 約2ヶ月 約3ヶ月 約4ヶ月 6ヶ月以上
フロント
ガラス部
3 5 15 55 10 12    
メッキ部       8 27 35 26 4
プラス
チック部
    4 11 31 29 17 8
ウィンドウ
ガラス部
      5 32 35 23 5
自動車
ボディ部
  1 2 20 35 37 5  

BPシュプレームで皆様の愛車、クライアント様の愛車を守って、よりよいカーライフのご提案を!

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